猫屋春子はかく語りき

CAT AND SPRING

映画「ナラタージュ」を観てきた


映画『ナラタージュ』主題歌予告


いまさっき書いた感想が全部消えた。絶望。おい、はてな。自動下書き保存システムくらい装備しろや。使えない、使えないわ。

そうそう、さっき映画「ナラタージュ」を観てきましたよ。って、最初に書いたように書けるわけねーだろ。思った以上に大人な映画で、中高に通う子供さんが理解するには無理だと思います。まず、せ〇くすを経験してなきゃ、ラストでどうしてああなるのか、よくわからんだろうと思う。(せ〇くすにも、いろんなせ〇くすがあるのですよ)

あと、これはごく個人的な感想だと思うんだけど、映画の内容や雰囲気が、夏目漱石の『こころ』と、ひどくダブって観えた。『こころ』では最終的に先生は救われず自殺してしまうけれど、あれは生徒が男だったからかと思わんでもない。「ナラタージュ」は、先生が男で生徒が女だったから、ああいう展開になったのか?救われたいのは結局誰なのか、誰が救いを求めているのか。まったく先生とは罪深い存在ですな。

最後に一言。映画を観ていて、強烈にムカついたこと。坂口健太郎演じる「小野くん」という男子がいて、一時、有村架純と付き合うのだが、この「小野くん」ってのがねー、嫌いな男性のタイプにドンピシャで、ずっとムカムカしていた。タイヤキ食べたいんなら一人で食べろ!靴くらい履かせてやれ!

ちなみに、今日はレディースデーだったので1100円で観れました。もし、1800円出してたら、口から火炎を吐いていたと思う。そんな映画でした。(面白くないということもないんだけども) 有村架純松本潤は、とても好演していたと思います。ちゃんちゃん。