猫屋春子はかく語りき

CAT AND SPRING

モヤる(体温高め)

うーーーーーーーーん、すごいモヤる。午前中からずっとモヤっている。何についてモヤっているかと言うと、あれです。上沼さんがМ-1の審査員を引退するという報道です。

news.livedoor.com
上沼さんが自分で決めて引退するってことには、自分の決断なのでいいんじゃないかと思うんだけど。でも、うーーーーーーんと思ってしまうのは、Twitterの騒ぎ方やとろサーモン久保田の配信などなど。以下、かなり体温高めに語っているので、他人の怒りを見たくない方はスルーよろしくお願いします。

 

 

 

 

 



まず、上沼さんの審査に関するTwitterの意見は賛否両論。というより、見ている分には批判の方が多かったかな。好き嫌いで評価すんなとか、上から目線で言いやがってとか、おばさんだからってわかんないなら審査員やるな、とか。まあまあ、いろいろ自由な(好き勝手な?)発言が散見されます。確かにTwitterは自由な発言してくれていいわけだし、いろんな人がいる場所だけれども、さ。

けれども、さ、と思うんだけどさ。ちょっと、頭の中がモヤるんですよ。

だって、Twitterでの発言は自由って言うんなら、上沼さんが審査で言うことも自由なんじゃないの??ネットとテレビという違いはあれど、影響力の大きさという違いはあれど、どっちも私的な場所ではなく公的な場所なわけで。じゃあ、なにか、視聴者全員に気に入られるような発言をしなきゃダメってことか。Twitterで炎上しないような審査をしなきゃダメなのか。自分の考えや思いを発してはいけないということか。それは一生懸命、大舞台でネタを披露している芸人さんたちが「傷つくから」ってことか?他人を不快にさせるような発言は慎め、と。ふーーーーん、誰にとって不快なのか知らんけどな。

だったら審査員なんていらんよ、台本とNGワードを渡された素人だっていいわけだ。

あとさ、どこかのブログでスポーツの審査員と比較して述べている人もいたけれど、М-1の審査員ってスポーツの審査員とそもそも同じか?スポーツの審査員は粛々、淡々と審査するだけなのに、М-1の審査員(主に上沼さんや志らくさん)はあーだこーだ言いやがって、と。いやいやいやいや、ちょっと待て。毎年М-1の審査員が誰になるか話題になることからもわかるように、М-1は審査員すらも見どころなわけですよ。しかも長年芸を磨いてきた人が審査するわけで、普通の審査なんかするわけない。その人にしかわからない視点で審査するのも当然の話。

でもそれが困るってんなら、笑いや話芸について凡庸な芸能人や素人をマジで連れてくりゃいいんだよ。んで台本渡して、NGワードはこれとこれとこれねって説明して。んでみんな台本見ながら似たり寄ったりの審査をすりゃいいのよ、そしたら批判なんて起こらないから。もっと言えば、芸人さんが披露するネタも同じネタでいいんじゃない?同じネタに似たり寄ったりの審査。誰も傷つけない、耳ざわりの良い言葉だけを羅列しただけの台本。

でもそれって、なんのための審査だよ?審査って何のためにあるんだよ?こんなのやらせと変わんないじゃん。でもみんな、やらせには怒るんだよね。なんかもうぐちゃぐちゃじゃない?自由な審査はダメで、台本ありきのやらせもダメ。じゃあ、どうしたらいいの?優しい嘘が好きってことなの?

次、とろサーモン久保田さんの配信について。あれ、配信してどうしようとしてたの?しかもスーマラの武智さんとか、和牛の水田さんとか、さっきまでМ-1に出ていた人と一緒に。配信してなけれりゃ、影で何言おうと勝手だよ。だけどさ、配信するには配信するだけの、何らかの「目的」があったんですよね?それは一体どういった目的だったのでしょうか?わからないけど、何か、よろしくない目的があったんではないでしょうかね。

それと、久保田さんの、このTwitter発言。

 

基準は「あきらかに受けてたとそれよりは受けてない」っていうけど、これって誰に?周りに?周りに受けてたら投票しろ?自分は笑っていなくても?面白いと思っていなくても?笑いのセンスなんて千差万別だし、なんで周りのみんなの受けてる度合いに合わせて投票しなくちゃなんないの?そもそもみんな、好きな人に投票すりゃいい話じゃん。その人がアイドルだったにしろ、一番面白いと思ったコンビに投票すりゃいいじゃん。一体、このツイートで何をコントロールしようとしているの?


というわけで、このようにひどくモヤッております。いやあ、もう、今年のМ-1面白かったのに、何コレ!って感じですわ。台無しもいいとこです。あーあー気味悪い。気味悪い。

なんかこの話題から発展して、今、頭の中では「自由」ということについてグルグル回っております。うーーーーーん、まだまだモヤりが止まりません。