猫屋春子はかく語りき

CAT AND SPRING

台風19号が来てますね


Happy End - Taifuu


台風19号が猛威を振るっております。さきほどからスマホの緊急速報がチャラチャラと鳴り、余計な不安を煽ってくる。夜中にはますます台風が酷くなる予定だそうで、今夜はこのチャラチャラに何度起こされるか、わかったもんじゃありません。

ところで、さきほどノーベル平和賞について書かれた記事を読んでいました。内容は、国連の会議で環境保護を訴えたグレタさんが平和賞を逃したという内容でござんした。これがその記事です。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191011/k10012124021000.htm

エコとか環境保護について、それが地球にとって良いことはわかっているんですが、10代の頃からそういうものには何故か懐疑的だったりします。というのは、突き詰めて考えると、本当に地球環境を改善したいのなら人間、いない方がいいよねという結論に至るから。

ただ、10代の頃から随分歳を食った自分は、この意見は極論過ぎるんだろうなあと理解しています。まあ、人間も地球上の生物として生きてゆかねばならんわけだし。でも、なんでかエコとか環境保護にはやっぱり懐疑的なんだよね。なんでなんだろう?言葉では言い表せないけど、なんとも気持ち悪いというか。すんごい変な比喩で言うと、悪人が自分の悪事をごまかすために良いことばかりを周囲に触れ回っているようだというか。(まあこれも言い過ぎだけどさ)


16歳グレタ・トゥンベリさん 温暖化対策で涙の訴え【全文】

環境保護が良いことは良いことでいいんだけど、上にも書いたように人間が存在して現代の様式に沿った生活をするだけで地球環境を汚さずにはおれないわけで。だったら本来の態度としては「自分は環境を汚している」という認識から始めねばならないはず。それなのに「私は地球を一切汚していません」みたいな顔で、みんな環境保護を訴えるよな。「自分はさも良いことをしている」と言わんばかりに。私の懐疑はおそらく、その部分に発生しているのかもしれないですね。

なんだか小難しいBBAだなと、自分でも思うんだけど。でも、エコとか、な。のってけない感じがある。じゃあ、全ての便利をやめればいいんじゃない、って、やっぱり言いたくなる。先日ノーベル化学賞を受賞された吉野さんをみんな祝福しているけど、吉野さんが開発されたリチウムイオン電池だって環境におけるデメリットは持っているし。リチウムイオン使いながら環境保護とか訴えて、吉野さんを祝福してんじゃねーよって思っちゃうんだよな。ああ、面倒くさい。

とかなんとか言い始めると際限がないので、ここでやめておこう。みなさんは地球環境に優しく生きてくださいね!私は現代社会を体いっぱい享受しながら、便利さを追求します。吉野さん、おめでとうございます!