猫屋春子はかく語りき

CAT AND SPRING

見たらわかるテクニックなんてテクニックじゃない

年末のお笑い番組が続いていますねー。先週はМ-1、昨日はTHE MANZAI、今日はW。漫才やコントが大好きなので、嬉しい季節であります。ははははーって笑いながら過ごせるのは幸せですよね。とくに好きなのは、日曜日に寝ころんで、ブーっと屁をこきながらガハガハ笑える漫才です。(おかしな基準かもしれませんが、譲れません、これは)


【ナイツ】の爆笑漫才「人違い」

お笑いについては、テクニック重視では全然ないです。というより、テクニックなんて結局無意味だよねって思わせてくれるテクニックを持ったコンビの漫才が好きです。テクニックを感じさせないけど、絶対に笑ってしまう漫才やコント。М-1に出ていた中では、やっぱジャルジャルが唯一だったかな。それをМ-1の審査の中で、志らく師匠は「魅力」という言葉で説明されてましたが、私の言うのはその魅力ともちょっと違う。


千鳥 クセが凄い寿司屋


それはテクニックなんだけど、テクニックでありながら、テクニックとはわからせないテクニック。うーん、なんなんだか、よくわからなくなってきたけど、漫才において一目でテクニックとわかるものなんて、所詮テクニックにも満たないものなんじゃないかと思います。(やっぱり、わからん、ですね)

「うまいなー」を超越する何か。もうそれは、芸術とか美意識の域の話なのかもしれないけど。写真のように精巧に描かれた絵より、子供が自分のお母さんを描いた絵に感動するような、そんな感じって言うと近いかなあ。


笑い飯 漫才「鳥人」


とにかく今夜はWが楽しみです。昨年出た牧野ステテコさんが観れないのは残念だけど、今年は阿佐ヶ谷姉妹が出るので期待。優勝なんてしなくて良いのです。大会に出てくれるだけで有難い存在なのです、阿佐ヶ谷姉妹は。いや、むしろ優勝しないでほしい。個性があるって、そういうことだと思うから。万人受けしない個性が好きだから。


中川家 ものまね