猫屋春子はかく語りき

CAT AND SPRING

エレファントカシマシのシングル曲 個人的BEST10はこれだ!

先週金曜日のМステ、いやー生きてて良かった!と思えるほど豪華でした。エレカシの宮本さんに椎名林檎、そして岡村ちゃんこと岡村靖幸kick the can crew。コラボ曲もどちらも良かった!良かったけど、宮本さんの踊り(?)に全部持っていかれちゃったような。初めて宮本さんのパフォーマンスを観る人はきっと驚いたと思うけど、ファンにしたら「ああ、いつもの宮本さんだー」と感慨深かったのではないでしょうか。あの踊りには爆笑しちゃったけれど。もしあの踊りが気になったのなら、みなさん、是非ライブに足を運んでみましょう。もっとすごいパフォーマンスが見られるかもしれません。

さてさて、そんなエレカシ宮本さんの紅白の話題。昨年はバンドで出演したけれど、今年は宮本さんのソロ出演だそうで。

news.livedoor.com

椎名林檎とのコラボがまた見れるのではないか?とニュースにあったけれど、そうなったら嬉しいなあ。スカパラともいまコラボしてるし、なんだろう、いま宮本さん的にコラボブームなんですかね。

というわけで、エレカシの宮本さんの知名度がいま世の中的にグッと高まっております。20年来のファンである自分にとっても嬉しい限り。そこで、これからファンになる人に是非聴いてほしいエレカシのシングルのなかでも個人的BEST10曲をご紹介しましょう。

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●「悲しみの果て」
ポニーキャニオン期のエレカシの代表曲。この曲からファンになったという人も多いのでは。この曲が収録されているアルバム「ココロに花を」(1996年)も傑作です。全曲いい!


悲しみの果て ≡ エレファントカシマシ


●「ガストロンジャー」
宮本さんの国や社会に対する攻撃性を集めて作られたようなアッパーな曲。でもよく聞くと、疾走感とサイケな感じ、曲を支える低音部分のバランスが素晴らしい。


RIJF2007 ガストロンジャー


●「デーデ」
1988年にリリースされたエレカシのデビュー曲。社会風刺が効いていながら、もんのすごくポップな仕上がり。そして歌詞が面白い。「金がトモダチさ」


デーデ【HD】


●「生命賛歌」
エレカシ東芝EMI期の終わりを代表する1曲。でもまだこのころは元気がある。この後にリリースされる東芝EMIエレカシを象徴する3枚のアルバムは渋い!渋くて暗い!でも大好き!


エレファントカシマシ - 生命賛歌


●「コールアンドレスポンス」(C/W武蔵野)
実際聴いてほしいのは、「コールアンドレスポンス」よりC/Wの「武蔵野」。宮本さんが明治~大正期の文豪好きなのはご存知ですか?国木田独歩の「武蔵野」を読みながら是非聴いてみましょう。


エレファントカシマシ「武蔵野」


●「友達がいるのさ」
エレカシ東芝EMI期の最晩年のシングル曲。レコード会社との契約を切られそうになっても「友達がいるのさ」。そうさ、悲しいことがあっても友達がいるのさ。夜に1人で聞きたい名曲。


エレファントカシマシ「友達がいるのさ」


●「風に吹かれて」
「悲しみの果て」と同様、アルバム「ココロに花を」に収録されている1曲。どうしてこんなに心にグッとくる優しくてナイーブな曲が書けるんだろう。神です。


エレファントカシマシ「風に吹かれて」


●「今宵の月のように」
 エレカシのシングルの中では最も有名な曲でしょう。ドラマで使われたしね。個人的には、この曲を聴くと江角マキコと宮本さんの熱愛が思い出される…。でも曲としては素晴らしいです。


今宵の月のように/エレファントカシマシ

●「風と共に」
昨年リリースされたばかりの新しい曲。NHKみんなのうた」用に作られたらしいですね。そのせいかエレカシ特有の熱苦しさは鳴りを潜め、美しくて優しい曲に仕上がっています。

エレファントカシマシ「風と共に」


●「Easy go」
「Easy Easy 転んだらそのまま胸をはれ」最高!転んでも恥じ入ることはない!


エレファントカシマシ「Easy Go」Short ver.


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シングルになっていない曲も名曲ぞろいなので、たくさんの人にエレカシを聴いてほしいなーと思います。今年の紅白も楽しみだす。