壮大過ぎた「ハゲタカ」最終回
続々と今期のドラマが最終回を迎える中、先週木曜日「ハゲタカ」も最終回を迎えた。最終回を観てから1週間たったわけだが、なんだか内容をよく覚えていない。いや、最後は大団円に終わったというのは覚えている。
①アジア重金会議だかっていう国際会議がみやびホテルで行われ、そこで鷲津が帝都重工の不正を出席者の前に曝す
②アメリカで新会社を立ち上げたアランが突然出てきて、サムライファンドと手を組んで帝都重工にTOBを仕掛け、株を51%保有することに成功
③みやびホテルを売りに出そうとしていたヤツが、背任容疑で捕まる
④松平貴子の約束を振り切り、鷲津がアメリカへ旅立つ
これが全部じゃないような気がするけど、こんな内容だったような。最初は面白く見ていたんだけど、途中から日本の経済がどーのこーのとか、総理大臣まででてきて、地に足が着かない壮大な展開になってきたため、綾野剛を見るだけのドラマと化した「ハゲタカ」。なんつーか、重厚なドラマを目指したんだろうけど、ふわふわした綿菓子のような感じで終わった。「あれ？どんな内容だったけ？」うーん、もう一週間もたてば思い出すこともなくなるだろう。
いや、でも面白かったよ、綾野剛ファンとしては白髪まじりのもみあげ綾野剛が見れたり、無駄に重厚感を出そうとしている綾野剛が見れたり、滑舌もっとがんばろーね綾野剛が見れたり、綾野剛三昧でしたから。なんかそれだけで結構楽しめたかも。そしてドラマの最後に感じた綿菓子感はまぎれもなく綾野剛の成分ではないでしょうか？綿菓子のようなつかみどころのない存在だからこそ、二面性を持つ「コウノドリ」の医者役や、「フランケンシュタインの恋」での人間ではない役がすごい合ってたんだけど、金やビジネスに特化した人間の役をやらせたら、こんなに違和感がすごいとは。
【全パートカバー】SINGLES/Mr.Children『ハゲタカ』主題歌（TV-size.）
そういやこの曲もドラマに全然合ってなくて、爆笑したわ(笑)
綾野剛、次はどんな役をやるんだろう。ちょっと楽しみだな。
