猫屋春子はかく語りき

CAT AND SPRING

40にしてテンション上昇


田口トモロヲ - I PUT A SPELL ON YOU

先日、めでたく40代に突入した。「もうそんな歳になってしまったのか…」と、きっと暗くなると予想していたが、逆に「いやあ、もう40まで生きちゃって自分スゴイな!」と開き直り、40にしてテンションは上昇中である。もう40年も生きたんである。この後は、みうらじゅんじゃないが「グレイト余生」である。振り返れば、30になった時は何故か「ドーーーン」と暗くなっていたような気がする。「ああ、私も30になってしまったか…」と、そんなことを考えていたような気がする。今、考えてみると30なんてペーペーの若造だ。何の年齢をはかなんでいるのだ。それに比べて40だ。30よりも10多いんだぞ。30から40までの10年間で5回も家移りしたんだぞ。それぞれ2年間ずつ移動しているわけなんだぞ。よくわかんない、もうよくわかんない。しかもこの2年間で新しく行った病院の診察券が5枚も増えたんだぞ。老いた、順調に私は老いた。しかし、これは仕方のないことだ。死なない限り、私は老い続ける。老いたくなければ、すぐに死ねばいいことだ。ははははは。