猫屋春子はかく語りき

CAT AND SPRING

ZASETSU


カジヒデキ - 甘い恋人

さきほど甘酒を飲んだが、甘酒キャンディーは食べれるのに甘酒を飲むのはひどく辛かった。いかにも甘酒キャンディーを飲んでいるような感じである。一口、二口と飲み続けるうちに飲むスピードが遅くなり、最後には口に運ぶことができなくなった。そういや幼い頃、甘酒が苦手だったことを思い出した。大人になっても変わらず苦手とは迂闊だった。飲む美容液とか言われているけど、美容液はやはり飲めぬ。甘酒を台所に流し、玄米茶を新しく淹れた。甘酒に挫折した。もうこれで人生何度目の挫折だろう。