猫屋春子はかく語りき

CAT AND SPRING

まるで誰かに話すように


JUDY AND MARY - Tegami wo kakuyo (手紙をかくよ) [PV]

昨日から24時間心電図の機械を付けられていたので、昨夜はお風呂に入らないで寝た。

午前3時の中途覚醒が治らない。ここ2週間くらいのことなのだが、なんなんだろう。尿意を感じるときもあれば、感じないときもある。単なる老化ならいいんだけど。

来週は心臓のエコーをするらしい。もし心臓に問題があってもなくても、私は来年イスラエルへ飛ぶ予定だ。エルサレムからテルアビブ、レバノンへ抜ける中東旅行を敢行したいのだけど、考えてみれば資金がないやん。

米&中がキタチョーセンに対して非核化を合意したとかしないとか。なんでキタチョーセンのことを他国が決めんだろ。別にキタチョーセンが好きなわけではないけれど、それは一体なんだろうと思う。いつも、いつまでも世界は不公平だな。

「奥様は取り扱い注意」を毎週観ている。綾瀬はるかがカワイイ、それだけで観ることのできるドラマである。そう考えたら、綾瀬はるかってスゴイ。カワイイってスゴイ。

いまB'zのベストを聴きながら、これを書いている。何十年ぶりに、個人的にB'zを聴いている。B'z狂いだった中学時代を思い出す。あの歌もこの歌も、深夜に一人で歌っていたことを思い出す。B'zも含めて、これまで音楽に生かされてきた人生だったなと思う(しぬわけではない)。音楽がなかったら、ヤバい時期がたくさんあった。音楽って偉大だし、どの音楽が誰の命を救うのかなんてわからない。だから、ヘタでも駄作でもいいから、音楽を作っている人には公に発表してほしいと思う。

昨日の「ホンマでっか!?」に千鳥が出ていて、周りが芸人ばかりで毎日起きてから寝るまでふざけたことしかしていないから、大人になりきれてないような気がするという話をしていた。それに対し、生物学の池田先生が、もうそれは普通の大人にはなれないので、例えば一般の世界に馴染まなければならないとき、馴染もうとするのではなく、その「異世界」を楽しんだ方が良いというようなアドバイスをしてらした。自分自身にもあてはまる話だなと思った。ただ、千鳥は「芸人の世界」と「一般世界」の間にあるけれど、私は「○○の世界」を失って、今では「一般世界」でしか生きざるを得なくなっている。だから、私にとって異世界になるはずの世界は、私の世界であるはずなのに、未だその世界を異世界としか認識できない、それが悲しいと思った。そして、千鳥をうらやましく思った。失ってしまってから、物事はいろいろと気がつく、いつもだけど。

失った世界に、私は未練があるのだろうが、もうどうしようもないので、このままいくしかない。どこに行こうと言うのか、どこにも行かないのか、行く気はないのか。そんなこと、どうでも良いことなのか。

私は、もう二度と会えない╱会わない人間の数を量産している。意識的にか無意識的にか。なんであんな膨大な数の人と会っておきながら、もう一人も会えない╱会わないのだろうか。わからないが、私が「○○の世界」を失ったということは、つまりそういうことだったのだろう。それにしても、その人々と、私自身が会いたいと思っていないのは何故だろう?じゃあ、こだわる理由もないのだが、量産していることがただただ悲しいだけだ。

外は強い風が吹いていて、薄暗い。少し前までは向いの建物が選挙事務所として使われていたが、今では誰もいない。日中も電気がついていないままだ。その立候補者は見事に落ちた。希望の党だった。立憲民主にしとけば良かったのに。選挙ポスターにうつるその人の表情からは、当選したいという覇気が全く感じられなかったのを思い出す。

明日も決めない日を生きよう。