猫屋春子はかく語りき

CAT AND SPRING

今日は「山の日」だってさ


映画「ブロークバック・マウンテン」日本版劇場予告

 

お盆の入口?(出口はいつ?)のせいか、
駅前まで行ったら餓鬼でいっぱい。どこもいっぱい。
餓鬼って仏像に踏みつけられている、アレではないですよ。
主に7歳から18歳までの、
いわゆる「子供」と言われる世代に位置づけられる人間どもです。
夏休みだから、餓鬼どうしで買い物とかしているわけです。

これは個人的な意見かもしれないけど、
日本で一番態度のでかい人間ども、それは餓鬼だと思う。
いやいや、理屈はわかるんである。
餓鬼時代をのびのびと生きた方が良いのは十分承知している。
しかし、のびのび生きることと、態度がでかいことは別じゃないのか。
限度があります、限度が。

そう言ったら、私は、幼児と呼ばれる2~6歳までの人間どもについて、
実は餓鬼よりも苦手である。
スーパーで走り回る、駅の通路に寝転がり大の字になる、
外見のおかしな人間を容赦なくジロジロ見る、
自分の興味がなくなれば放ったらかす。やれやれ。
いや、わかるんですよ、子供だから許されるってのは。
「もー、子供のやることじゃないですかあ」

しかし、考えてもみてほしい。
スーパーで走り回る成人男性を。
通路に大の字に寝転がる成人女性を。
私はいつも想像してしまう。
目の前の不躾な幼児が、幼児ではなく成人だったら。
それはきっと病気である。何かの病気。
でも、だからといって彼╱彼女たちは病気とは見られない。
「何故って?子供だからさ」
「私、40歳だけど、まだ子供だよ」
「そりゃビョーキだね」

「山の日」だからって、特別なことはない一日をおくる。
単なる金曜日だ。
だからさ、静かにミスドポンデリング喰わせてくれよ。
なんで私の周りを走り回るんだよ。
もう、お前らビョーキだ!みんなビョーキ!!
おい!とんでもない声をあげて喚いている、そこの子供!死刑だからな!!