豊かさとは多様性のこと也
夏にTaylor Swiftを聴くと、涼しくなるという仮説。
数日前、大きな事件が起きました。
45人が殺傷され、うち19人が殺され、
また、その全てが障がい者だったという、大きな事件。
それで思い出したんだけど、
自分の友達も大学卒業後、似たような施設で働いていました。
しかも、住み込みで。
そこは山奥で、かなり敷地が広くて。
職員の住居も余裕で建てられるほど広くて。
一度、その住居を訪れたことがあるんだけど、雰囲気が暗く、
家賃が高いエリアでもないので、自分なら敷地の外に住むかなあと思った。
同年代の職員とワキワキやっていたけれど、
「指を入れて他人の〇ん〇を出せるようになった!」と嬉しそうに言っていたときは、
うん、驚きました・・・。
細かい話は聞かなかったけど、大変なんだろうなーと思って、見てました。
(だって、〇ん〇だよ・・・)
現在はその仕事も辞めて、3人の子供の母親になっていたりする。
という、オチも何もない話です。
正直、今の若者の何割かは、
「役に立たない人間は、いる必要はない」って思っているかもしれない。
多分、時代的に、「社会貢献=役に立つ」ことが善いことって教育を
受けているだろうから。
しかし、うちらの時代の教育から言えば、
そもそも人間とは「役に立つ=社会貢献する」ために存在しているわけじゃない。
存在するから、存在するのであって、それ自体が尊く、
役に立つとか、立たないとかは関係がない。
また、生きていく中で、考えが違っていたりして、
同じ人間でも、いろんな人がいるもんだなーと実感したりして。
教えられなくても「豊かさとは多様性のこと也」ということに、
なんとなく感づいていた。
実際、生物は多様性によって遺伝子をつなげ、生き延びてきたわけです。
社会に貢献できないから殺しちゃうという、今の若者的な論理思考もわかるけど、
その社会って、一体何?どこにあるの?って聴きたい。
それよりなにより、「周りを不幸にする重複障がい者」とかさ、
アンタに関係ないじゃん、ってより、その人たちが入所してくれる御蔭で、
給料もらってさ、働くところも与えられたじゃん。
殺す以前に、御陰様じゃないの?と聴きたい。
辞めさせられて恨みに思っていたっていうけど、
嫌なところから解雇されて、万々歳じゃないの?って聴きたい。
「俺が日本を変える」とか、アンタの嫌いな障がい者の御蔭で、
一時的にでもヒーロー面できたんじゃないの?と聴きたい。
疑問でいっぱいの事件です。
アラフォーのおばさんにしたら、甘えてるのね~って事件です。
せめて、大麻とか、やっていなければ、まだ説得力あったのにね。