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猫屋春子はかく語りき

CAT AND SPRING

さよなら!このクソな街


(PV) サニーデイ・サービス - さよなら!街の恋人たち - YouTube

 

ツレの転勤により、このクソな街を去ることになった。

 

約2年、この街に住むだけで修行のような日々を送り、

今日、仕事帰りの電車を降りたときに感じたのは、

「心身ともにボロボロだーい!うほほーい!」

ということだった。

 

これまで、いくつかの街に住んだことがあるが、

私はどうも、海のある街が苦手なようだ。

海のある街は風が強く、湿度の高いところが多い。

これまでに住んだことのある海街は、どこもそうだった。

逆に相性が良いのは、湿度の低い内陸の乾燥地帯。

加えて高地で涼しいところであれば、なお良い。

 

いま住んでいる街は苦手な海街であることに加えて、

クソな街でもあるので私にとっては二重苦である。

「住めば都」という諺は、私にとってこの2年で、

「住めば無限地獄」へと変貌した。

クソ過ぎて、ずっと転勤がないのであれば、

数年後には離婚、ないしは自殺も辞さない勢いだった。

 

何がクソなのかについては書いてもおそらく書ききれないが、

この街を良い街だと思って住んでいる人もいるわけで、

だからきっと、私がこの街をクソと思うのは、

「私と街との相性が、ただただひたすらに合わなかった」

ということなんだと思っている。

 

それ以前に、

この街を含めた地方全体と実は相性が合わないのではないかと、

ここ最近は疑うようになった。

クソな街を出るには出るが、

次に行く街は隣の県で同じ地方である。

もしかしたら、3か月も住めばその街のことも、

「クソな街」呼ばわりするのかもしれない。

とはいえ海のない内陸に行くので、その点は有難い。

 

1年もたてばきっと、

クソな街がクソだったことも忘れるのだろう。

でも、懐かしく思うことはないのではないか。

思い出すときは、きっと何か、複雑な気分になりそうである。

 

それにしても引っ越しは面倒だなあ。

私が寝ている間に引っ越し屋の小人たちが現れて、

全ての準備をしてくれないだろうか。

別に小人じゃなくても、大人でもいいんだけど。