猫屋春子はかく語りき

CAT AND SPRING

映画「きみに読む物語」を見てみた

昨日、映画「きみに読む物語」を見てみました。たまたま読んだブログで紹介されていたため、ちょっと興味が湧いたので。普段は恋愛映画ってほとんど見ないんだけど、たまには良いかな、と。


きみに読む物語 / The Notebook - Trailer


題名は知っていたけど、2004年の映画なんだね。最近の映画かと思ったら、結構古い。簡単に内容を言えば、身分の違う男女の純愛映画。1940年代のアメリカ南部が舞台です。ちょっと厳しいことを言えば、ひねりのない、ストレートな純愛映画です。

物語とはあまり関係のないところだけど、映画全体に漂う当時のアメリカ南部の雰囲気がなかなか良かったのと、ヒロインを演じていたレイチェル・マクアダムスが本当に美しかった。彼女はカナダ出身の女優さんですが、自分の頭の中にあるアメリカ南部の女性そのものでごわした。とにかくレイチェルさんの美しさを見るだけでも価値ありでしょう。

内容そのものについては、すったもんだの末に2人は結ばれます。映画の感想は人によっていろいろだろうけど「感動した!」と絶賛する人がやはり多いのかな?100人中90人はきっと涙を流すはず。私も例外ではなく泣いてしまいました。どんなに愛し合っていても、最後は来るんだよなあ、と。老いや死は、愛し合う2人を容赦なく浸食していきます。激しく愛し合った記憶が鮮明であれば鮮明であるほど、老いた2人の姿がいやに切ない。でも私自身にとってもそれは他人事ではない問題で、いろいろ考えさせられてしまいました。

そこでタイトルの「きみに読む物語」です。このタイトルは一体どういう意味なのでしょうか?そしてこの映画の中で愛は老いや死を乗り越えるのでしょうか?気になる方は是非見てみてくださいねー。

 

きみに読む物語 [DVD]

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