涙が出るわけ
「フランケンシュタインの恋」の第二回目を見た。
なんでか、このドラマを見ていると涙が勝手に出てくる。
エンディングの「棒人間」を聞けば、何故か号泣。
涙が勝手に出てくるのである。
どこかのシーンで感動したとか、切ないとかいうことがわかれば、
自分でも納得して泣けるのだけど、
見ていると、どうでもないシーンで涙が勝手に溢れている。
思い返せば、「自分って本当は人間じゃないんじゃないか」という、
人間世界からの疎外感をいつも感じていた。
実際、「宇宙人だと思っていた」と何回か言われたこともある。
そのときは普通にふるまっていたけれど、本当は悲しかったのかな。
人間世界や地球から疎外されていたから、悲しかったのかもしれない。
「棒人間」の、「僕は人間じゃないんです、じゃあ何かと聞かれましても、
皆目見当もつかないのです」という歌詞が胸にささるのは、
そういうことなのかもしれない。